なぜ暑くもないのに汗をかくの?

手汗に悩んでいる人はとても多いです。
手をつなぎたくても手汗が気になって繋げなかったという人は少なくないと思います。

 

暑い季節や暑い場所で汗をかくという事は健康な証拠です。汗をかくことで人間は体温を調整しているのですから。

 

しかし汗って暑いからかくというものではありません。寒い冬でも手に汗を握るってことはあるのです。
手に限らずですが、暑くもないのに汗をかいて困ったという人は、恐らくどなたにでも経験のあることではないでしょうか。またそういう時に限って、止まってほしい汗がぜんぜん止まらない・・・。それどころかどんどん汗が噴き出してくる・・・。周りの人から、すごい汗かいてるけど大丈夫?なんて声をかけられてさらに汗が・・・。

 

このように汗は夏でも冬でもかいてしまう事があるのです。
ではなぜ暑くもないのに汗をかくのでしょうか。

 

私たちが汗をかくのは、当然ですが「汗をかこう!」と意識してかいているものではありませんよね。これは私たちの体に自律神経と言うものがあって、その自律神経が自動的にコントロールしてくれているのですね。

 

私たちが生活の中で活動しているときにかく汗は、自立神経でも「交感神経」が作用して汗を出しているのです。例えば、運動しているとき。これは汗をかいて体温を自動的に調整しようとしているのです。同時に心臓の鼓動を早くして血液の循環をよくしたり、といった作用もあります。すべて全自動ですよね。

 

この体温を調整するために分泌される汗は温熱性発汗と言いますが、私たちは運動したり、暑くなったりする汗とは別に、暑くもないのに緊張してかく汗があります。この汗は、精神的なストレスによる緊張状態になることでかく汗で、逆にリラックスすると汗は治まってきます。

 

この精神的ストレスによる汗がなぜ分泌されるかというと、これも自律神経の作用なのです。例えば緊張状態が続いてしまうような場面にいるとすれば、その緊張状態により自律神経の交感神経が刺激されてしまうのです。先ほど体温を調整するために汗を分泌させるとお伝えしましたが、緊張状態で交感神経が刺激されてしまうと、暑いときと同じように交感神経が刺激され、汗をかいてしまうのです。

 

ですので暑くもないのに自律神経が乱れてしまい、交感神経が刺激され汗をかいてしまうのです。

対策1:手汗を気にせずに、気持ちを落ち着かせる事

精神的ストレスによる手汗は、交感神経を刺激するために分泌されてしまう汗なのです。ですので、焦ってしまうことで、さらに交感神経を刺激することになり、結局多く汗をかいてしまうことにつながります。これを精神的発汗と言います。

 

この手汗は緊張状態が続く限り分泌されてしまう汗ですから、あなたが焦って止めよう止めようとするとさらに汗をかくてしまう結果になりかねません。ですので、意識的に気持ちを落ち着けるほかないのです。

 

もしも自分自身が緊張状態になるような場面に行くことがわかっていれば、ハンカチを事前に用意しておくなど、汗が出ても構わない状況を整えておくことが良いと思います。焦って汗を止めようとすれば、逆に止まらないのですから、焦らずに気持ちを落ち着けることがとても大事なのです。

対策2:生活習慣の改善

汗をかくことに関して自律神経が大きく関わっている事はお分かり頂けたかと思いますが、生活習慣が乱れていると、自律神経が乱れてしまい、手汗をかいてしまいやすくなります。どんなことにも関係すると思うのですが、生活習慣を整えておくって大切ですよね。

 

特に不規則な生活を続けていると、私たちの体内にある体内時計が乱れてしまう事になり、同時に自律神経が乱れてしまう事になります。

 

ですので、規則正しい生活を心がけることが大事です。早寝早起きを行い、睡眠時間をしっかりと確保し、食事を一日3回、特に朝食はしっかりと摂るようにする、夜食は控えるなど健康的な生活習慣を整えることで、自律神経も整う事になり、結果、不必要に手汗をかくことも少なくなってきます。

対策3:リラックスする時間の確保

日々の生活の中で緊張状態が続いていると、それだけで交感神経を刺激してしまう事になり、手汗を不必要にかいてしまう原因となってしまいます。

 

また緊張状態が続いていると、カラダから疲労物質である乳酸を過剰に分泌させてしまい、その状態で汗をかいてしまうことで雑菌を繁殖させニオイの原因となってしまいます。

 

自分自身で緊張状態が続いていると自覚できるのであれば、リラックスする時間をしっかりと確保する必要があります。ゆっくりとお風呂に入る時間を確保したり、運動する機会をつくったり、心を体のバランスを整え、健康的な生活を心がけることが何よりも重要なことなのです。

 

しかしリラックスすることそのものが難しいと感じる方もいらっしゃると思うのでそういうときこそ手汗を抑えてくれるクリームを使うなど、体の外側からのアプローチも必要です。

 

クリームを使用して汗が抑えられたという、いわば成功体験を積むことで、汗が気になることも減り自然とリラックスできるようになっていくこともありますからね。

 

このようなアプローチを試してみるというのもひとつの方法です。